院長 柴田 哲生(しばた てつお)
- 医学博士
- 昭和大学産科婦人科学教室 兼任講師
- 日本産科婦人科学会 専門医
- 日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医
- 日本内視鏡外科学会 技術認定医
診療時間Scheduleお知らせ
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アクセスAccessアクセス詳細
〒154-0012
東京都世田谷区駒沢1-19-8
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東急田園都市線 | 「駒沢大学駅」 駒沢公園口より徒歩5分 「桜新町駅」 南口より徒歩10分 |
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お知らせNews
2025.04.09診療情報4月9日は子宮(シキュウ)の日
シキュウの日に際して、子宮に起こる怖い病気の代表である「子宮頸がん」について考えてみましょう。
・子宮頸がんとはどんな病気?
「子宮頸がん」は子宮の入り口(頸部)にできるがんです。
日本では、毎年約10,000人の女性が子宮頸がんと診断され、約2,900人がこの病気が原因で亡くなっています。
発症年齢は20~40代で女性の出産年齢と重なり、「マザーキラー」とも呼ばれています。治療のため手術で子宮の摘出を余儀なくされたり、放射線治療や抗がん剤治療の影響で卵巣機能が障害されてしまうことで妊娠や出産を諦めざるを得なくなることも少なくありません。
初期の子宮頸がんには自覚症状がありません。生理に関係ない出血や悪臭を伴うおりもの、下腹痛や腰痛などの症状が気になり出した時にはすでに進行していたということがしばしばある病気です。
子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です。
HPVはありふれたウイルスで、普通に生活しているだけで一生のうちに数回は感染します。通常は感染しても免疫の力で排除されてしまうのですが、時に5~10年と長期間居座る場合があります。このようにHPVに居座られてしまうと正常の細胞ががん細胞へと変化していきます。
・HPVワクチン接種と子宮頸がん検診で予防しよう。
HPVワクチンは子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐ予防接種です。
HPVワクチンは、現在3種類の薬剤が使われていますが、接種時の年齢により2回もしくは3回の接種が必要となります。
小学校6年生~高校1年生相当の女子は定期接種の対象となっており、公費で接種を受けられます。(原則、自己負担はありません。) 住民票のある自治体から接種券が送付されます。(間違って捨ててしまわないように注意してくださいね。)
高校2年生相当以上の方は任意接種で自己負担となりますが、有効性と安全性は確立された予防接種ですので、是非とも接種を積極的に考えましょう。
近年では検診で見つけることが難しい腺がんが増えています。子宮頸部の腺がんを起こすHPVは現行のワクチンでカバーされていますので、HPVワクチン接種で腺がんもしっかりと予防が可能と考えられています。
※キャッチアップ接種の経過措置が設けられています。
キャッチアップ接種は2025年3月31日で終了しましたが、1997年4月2日~2009年4月1日生まれでキャッチアップ接種期間中(2022年4月1日~2025年3月31日)に1回以上接種している方は、2026年3月31日まで公費で3回の接種を完了できるよう経過措置が設けられています。
子宮頸がんは上皮内がんまでに発見し治療すれば、確実に治る病気です。
ところが初期には自覚症状が無いことが多く、自分で気づくことが困難です。
したがって、定期的に子宮頸がん検診を受けて異形成(がんになる前の病変)やがんの初期の段階で見つけて対処することが大切です。
また、ワクチンで感染を予防できないHPVもあります。ワクチンと合わせて検診もしっかりと行うことが大切です。(HPVワクチンを接種していても、20歳を過ぎたら定期的な子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。)
世田谷区の場合、20歳を過ぎたら2年に1度のタイミングで子宮頸がん検診の受診券が郵送されます。小額な自己負担で検診が受けられますので是非とも利用されることをお勧めいたします。
子宮頸がんの予防は2段構えとなっています。
最初に・・・「1次予防」としてHPVの感染を防ぐ「HPVワクチン接種」
次に・・・・「2次予防」として早期発見の「子宮頸がん検診」
これらをしっかりと行うことで「子宮頸がんを撲滅する」ことが可能となるかもしれません。
< 以上は世田谷区医師会のホームページ、区民向けのお知らせに当院院長が書いたものです。内容は同一となっています。>
2025.03.26診療情報長期収載品の選定療養費について
<長期収載品の選定療養費とは>
・長期収載品の選定療養費とは令和6年の診療報酬改定により、令和6年10月1日から導入される制度で、患者さんが後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品(長期収載品)を選択した場合に、その差額の4分の1を自己負担していただく制度です。
・患者さんが長期収載品を希望された際は、選定療養費として自己負担が発生します。
<対象となる医薬品>
・後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品、または後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品が対象となります。
<対象外となる場合>
・医師が医療上の必要性があると判断した場合
・後発医薬品の提供が困難な場合
・バイオ医薬品
<負担金額>
・長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1を選定療養費としてお支払い頂く形となります。
・当院は院外処方のため、選定療養費は調剤薬局にて発生する形となります。
・※選定療養費には消費税もかかります
2025.02.26診療情報HPVワクチン キャッチアップ接種の経過措置について
HPVワクチンのキャッチアップ接種期間は2025年3月31日まででしたが、需要の大幅な増加に伴う限定出荷の状況等を踏まえて、経過措置が検討され国の審議会で了承されました。
今後、予防接種法施行令が改正され、2025年4月1日から施行される予定です。
<経過措置>
キャッチアップ接種期間中(2022年4月1日〜2025年3月31日まで)に1回以上接種している
方については、期間終了後も1年間は公費で3回の接種を完了できる。
<対象者>
以下のうち2022年4月1日〜2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方。
・キャッチアップ接種の対象者(1997年度生まれ〜2007年度生まれの女性)
・2025年度に定期接種の対象から外れる方(2008年度生まれの女性)
<期間>
キャッチアップ接種期間終了後、1年間。(2026年3月31日まで)
2024.12.05診療情報診療予約フォームが変更のお知らせ
ホームページの刷新に伴い、診療予約フォームが変更となりました。
過去のアドレスは使用できません。直接の返信をなさらないようにご注意ください。
当院より「予約完了メール」の送信をもって、予約完了となります。
「予約完了メール」が届かない場合は、迷惑メールボックスに分けられている可能性や、ご利用の受信メール設定により受信拒否されている場合があります。
「予約完了メール」が届かない場合は診療受付時間内にお電話にて予約状況の確認をお願いいたします。
2023.10.05診療情報完全予約制への変更のお知らせ
混雑の為、完全予約制とします。
当日診察希望の場合は、診療の状況により診察が可能な場合がありますのでお電話にてご相談ください。
WEB予約は1週後から受付します。
こまざわレディース
クリニックが目指す人を癒す医療Policy
少し前の調査によりますと、患者さんが望む医師像は・・・第1位が親切、第2位が優しい、腕が良いは第7位だそうです。本来ならば病気を的確に治す“腕の良さ”が第1位であるべき筈なのですが、現在までの日本の医療の性質を考えると当然の結果なのかもしれません。
「長い待ち時間の後でやっと自分の順番が来たと思ったら、流れ作業のように診察と検査が終わり、薬を処方されて返されてしまった。」「色々と相談したいことがあったのに、腕が良い(かもしれない)先生は威張った雰囲気で話しにくい感じだった。看護師さんやクラークさんは何だか忙しそうで話しかけられる感じではなかった・・・。」
このような状況では、患者さんの心は不安でいっぱいです。患者さんは様々な心配事を抱えて医療施設を訪れます。
「このつらい症状をなんとかしたい。」「ガンみたいな怖い病気だったらどうしよう。」「注射とか痛いことをされるかも。」あるいは「産婦人科だと内診があるからイヤだなあ。」など多くのことがあるでしょう。
私たちのクリニックでは、病気を治すだけでなく患者さんの声に耳を傾けて、不安を一つ一つ取り除いていくような心配りを大切にしたいと考えています。患者さんがクリニックからご自宅に帰る際、皆様の表情が少しでも安らいだものであるように願っています。
診療内容Treatment

婦人科
月経痛(生理痛)、月経前症候群(PMS)、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症、尿失禁(尿漏れ)、性器脱、膣炎などの様々な婦人科特有の疾患や不正出血や月経量の増加、お腹の痛み、生理前の体調不良、気になるおりもの、かゆみ、残尿感や頻尿のある方はお気軽に相談してください。ピル外来、更年期障害、子宮がん検診、ブライダルチェック、性病の診療、不妊治療にも行っています。
- 当院では月経不順や月経痛などの月経異常・更年期障害・月経前症候群(PMS)・冷え性の他、肩こりや肌荒れなどに対し、漢方治療を行っております。

日帰り手術
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮頸管ポリープ、子宮内膜ポリープの診断や以下の日帰り手術に対応をしています。病気や治療法について、ご不明な点やご心配ごとなど、何でも遠慮なくご相談ください。
- 子宮内膜ポリープ切除
- 子宮頸管ポリープ切除
- 子宮頸部円錐切除/蒸散術
- バルトリン腺のう腫造袋術/切除術
- コンジローマ治療
- 流産手術
- その他小手術
など

産科
分娩は取り扱っておりませんが、32~34週までの妊婦健診を行っております。
妊娠後期に近隣の分娩施設へ移られるまでの健診や、帰省分娩を望まれる方の帰省までの健診は積極的に承っております。また、異常時には大学病院や近隣の病院と連携をとる事で迅速に対応。妊娠初期に、大学病院などの分娩施設での分娩予約を取るお手伝いをいたします。分娩施設の混雑は激しく、「妊娠の可能性があるかも」と思われた場合は、早めの来院をお勧めいたします。
プライバシーの保護を重視し、広く快適な待合の環境を用意しています。マイナンバーカードでの受付に対応しています。マイナンバーカードで受付し、情報提供に同意することで、過去に処方された薬や特定健診の情報が共有できるため、より良い医療が受けられます。