休診日 金曜、日曜・祝日
※土曜午後:医療相談のみ(完全予約制)
住所 東京都世田谷区駒沢1-19-8
アーバネスト駒沢2階
完全予約制
Tel.03-6805-2881
診療時間 9~12時 / 15~19時
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よくある質問

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当院で診療の際に、患者さんから多く質問をされ「よくある質問」をまとめました。
但し、ご自身で判断されず適切な診断をしていただき治療をされることが大切です。
診療に関するご質問は、診察時にお気軽にご質問ください。

よくある質問一覧

月経中(出血があるとき)は受診できないの?

出血中でも差支えありません。
全く健康な状態の方が、子宮頸がん検診を受ける場合は月経が終わってからの受診をお勧めします。(出血の無い時期のほうが良い条件で検査ができます。)
明らかな症状があって受診の場合は、わざわざ出血が終わるまで待つことなく、速やかな診察のほうが望ましい場合もあります。
予約時にご相談ください。

妊娠何週までの妊婦健診を行っていますか?

当院では施設規模の都合上、分娩は取り扱っておりませんが、32~34週までの妊婦健診を行っております。

妊娠後期に近隣の分娩施設へ移られるまでの健診や、帰省分娩を望まれる方の帰省までの健診は積極的に承っております。
また、異常時には大学病院や近隣の病院と連携をとる事で、迅速に対応いたします。

妊娠初期に大学病院などの分娩施設での分娩予約を取るお手伝いをいたします。
分娩施設の混雑は激しく、妊娠週数が進んだ場合には分娩予約を取る事が困難な場合がありますので、「妊娠の可能性があるかも」と思われた場合は、早めの来院をお勧めいたします。

子宮がん検診について教えてください。

詳細については、子宮がん検診をお読みください。

子宮筋腫について教えてください。

子宮筋腫は産婦人科領域で最も頻繁に認められる病気の一つであり、子宮を形成する平滑筋という筋組織から発生した良性の腫瘍です。 30歳台から徐々に頻度が高くなり、40歳台になると30~40%の女性に認められるといわれています。
子宮筋腫の細胞は女性ホルモンの影響で増えていく性質があるため、卵巣からの女性ホルモン分泌が止まる閉経後は自然に小さくなっていきます。

子宮筋腫は、できた場所や数や大きさにより症状の現れ方が様々なため、画一的な治療ではなく、患者さん一人一人の状況に合わせて治療法を考える必要があります。

最近は手術やホルモン療法だけでなく子宮動脈塞栓術や集束超音波治療など新しい治療法が工夫されており、治療選択の幅が広がっています。
当院では治療法の選択について、患者さん個々の考え方や社会的状況に応じて細かく御相談に応じています。お気軽にお尋ねください。

子宮筋腫の症状について教えてください。

子宮筋腫の代表的な症状は以下のようなものがあります。

  • 過多月経:生理の出血量が多くなり、貧血を起こします。
  • 圧迫症状:筋腫が大きくなると周囲の臓器を圧迫し、便秘や排尿異常を起こします。

その他に不妊の原因となったり、感染を起こすと痛みに悩まされる事もあります。

子宮内膜症について教えてください。

子宮内膜症は「子宮内膜あるいはそれと類似する組織が子宮内腔以外の部位に発生し増殖する疾患」と定義されています。

子宮内膜は文字通り子宮の内側を覆うように存在し、ホルモンの働きにより様々に変化します。
本来は子宮の内側にしか存在しないはずなのですが、なぜか子宮の内側以外の場所で内膜組織が出現して増えてしまう病気です。
原因については様々な仮説がありますが、確定的なことは解っていません。

子宮内膜症の頻度は高く、妊娠・出産が可能な年齢の女性のうち5~10%にのぼると言われています。
骨盤内の臓器(腹膜・卵巣や子宮など)にできることが大半で、強い痛み・臓器の癒着や不妊などの症状が出ます。

特徴的なのは月経痛で年齢とともに強くなる傾向があります。
病巣の範囲が広くなると月経時以外でも下腹痛・腰痛・性交痛や排便痛を起こします。

治療は、痛みや不妊に代表される症状の軽減・消失を目標として、薬物療法や手術など様々な方法が行われますが、患者さんひとりひとりの社会的な背景を充分に考慮した上で治療法を選択する事が大切です。

更年期障害とは何ですか?

月経が終わる前後の5年間を「更年期」と呼びます。
女性ホルモンの分泌低下が身体にさまざまな影響を与えてきます。
加えてこの時期は、社会的には働き盛りで家庭や職場で精神的なストレスが増える時期と重なっており、精神的にも負担が大きくなります。
ホットフラッシュと呼ばれる顔のほてりや汗を主体に様々な症状が現れます。
更年期は誰にも訪れる身体の変化です。一人で悩まないで気軽に相談にいらしてください。

不妊症とは?

詳細については、不妊治療をお読みください。

月経痛がひどいのですが。

月経痛で悩む人はたいへん多く、痛みが強いときには仕事や勉強が何も手につかなくなる程つらいものです。

月経痛が強い場合には、子宮内膜症などの病気が隠れていることもあります。
また、「女性が仕事や学校を休まなければならない原因の第1位が月経痛であり、月経時の痛みを確実に減少させることができれば、大きな社会的意義がある。」という疫学的な研究発表もあります。

「たかが生理痛だから・・・」と我慢しないでください。
痛みを和らげる方法は鎮痛剤だけではありません。ピルや漢方など多くの対策があります。もちろん痛みを強くしている病気が無いことを確認することも大切です。
「されど生理痛。」なのです。

ピルの服用方法について教えてください。

ホルモン剤の合剤を21日間服用して、1週間休薬(または偽薬服用)するというパターンを反復します。
服用終了後、2~3日目に消退出血をします。
服用開始日は通常生理第1日目ですが、希望により変えることも可能です。